ここではピアノ初心者にピアノを教える時の、ピアノ講師の悩みを暴露しちゃいます。
なかなか本音を聞ける機会のない、ピアノ講師の悩みを知っていればこれからピアノを始めようと思っている方や、ピアノ初心者の方もピアノのレッスンが楽しくなるかも知れません!
ピアノ講師の悩みどころなピアノ初心者の特徴
ピアノを習い始めたばかりの方は、当たり前ですが音楽の事やピアノの事に関しては無知ですよね。
もちろんピアノ講師も、無知な事を前提に基本中の基本から丁寧に教えていく訳です。
逆に,昔少しかじっていたという大人の方や、他の先生から引き継いだ生徒さんより、最初から自分が教えた方が、教えやすかったりもします。
ですが、ピアノ初心者の方のある特徴があるのです。
それは、ピアノ講師からすれば、考えた事も無かったような、当たり前の事についての理由を聞いて来られるのです。
これは子供の場合は、純粋な疑問としてぶつけられるので、丁寧に説明すれば「そういうものなんだ。」と素直に納得してくれる事も多いのですが、大人の方はなかなか納得してくれません。
かなり理論的に説明しないと、納得がいかないようです。
よく言えば、理論的に説明すれば理解してくれるのですが、悪く言えば理屈っぽいのです。
そういう方はどれだけ説明しても納得がいかない表情をします。
その為、そこでレッスンが中断されてしまい、なかなか先に進めなくなります。
音楽やピアノは理論的に学ぶ事も大切ですが、感覚的に色々な事を吸収して文字通り音を楽しむ事が最も大切な事です。
あまり深く考えすぎると、楽しめなくなって諦めたり、辞めたりしてしまう方が多いのも事実です。
ピアノ講師の悩みの種なピアノ初心者からの質問
実際に,ピアノ初心者の方からの質問で、ピアノ講師が悩む事はとてもよくあります。
ピアノ講師にとっては何十年と付き合ってきた音楽や、ピアノですから「そんな事考えた事も無かった」と思う事が多いのです。
その質問は「何故、高い音が上で低い音が下なのか。」と言う質問です。
他には、「何故、音はドから始まるのか。」「何故、ト音記号とヘ音記号があるのか。」「楽譜の線は何故5本なのか。」というような質問もあります。
どれも一生懸命説明はしますが、ピアノ講師の本音は「そういうものなんだよ。」と言いたいところです。
そこにとらわれ過ぎて、レッスンが進まない事も多いからです。
生徒さんの素朴な疑問をないがしろにするのは、ピアノ講師としてのプライドもありますので、真摯に向き合いますが悩みどころでもあります。
ピアノ講師の悩みを吹き飛ばすピアノ初心者の上達
ピアノ初心者を教えるにあたっての、ピアノ講師の悩みを暴露してしまいましたが、もちろんピアノ初心者を教えるにあたっての喜びの方が、何倍も何十倍も大きいのです。
それは、どんなにやっかいな質問をされようとも、少しでもピアノを楽しいと思ってくれたり、ほんの少しでも上達してくれる事です。
少しずつの積み重ねが大切なピアノですが、一生懸命練習をして弾けるようになった時の喜びを一緒に分かち合えるのは、ピアノ講師の最大の喜びです。
生徒さんがお子さんの場合は、お家での練習の様子を親御さんから聞いたり、レッスンが楽しいと言っていた事を聞いたりする事もとても大きな喜びです。
まとめ
なかなか聞く事の出来ないピアノ講師のリアルな悩みを大暴露しましたが、これからピアノを習おうと思っている方は、そんな事を気にせずにピアノ講師に質問して下さい。
質問される事は、向上心や探究心の表れでもありますので、嬉しく思うのも本心です。
逆に、質問をした時に答えてくれなかったり、あしらうようなピアノの先生には習わない方が無難なので、体験レッスンの時に少し質問をぶつけてみると、先生を見極めるポイントにもなりますので、おすすめの裏技です!
関連記事:“大人のピアノ初心者にありがちなピアノレッスンのお悩み”
追伸:おすすめピアノ教材
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