今回は、子供さんや大人の方に限らず、ピアノをまだ習い始められたばかり….
という方達にとっての絶対に購入した方が良い、おすすめの教本をご紹介していきたいと思います。
独学、またはピアノの先生に習っていても必要な教本
もう既に、ピアノの先生に習っていて、その先生にすすめられた本があるかもしれませんが、ピアノの先生というのは、その方が、実際に経験してきたことだけを重要視してしまい、先生自身も気がついていないことがあったり、肝心なことが抜けていたりすることが多々あります。
なので、そこですべてを先生に頼るのではなく、“何が足りていないのか”、“何がわからないのか”、“本当に知りたいことはなになのか”….ということを自分の頭で考えることが大事です。
また、これから独学でピアノを頑張ってみようと思われてる方には、是非、勉強していただきたい教本です。
ハノン ピアノ初心者の基礎練習にピッタリの3冊
幼少の頃に少しピアノを習った…….とか、ピアノに少しでも携わった方であれば、誰でも一度は聞いたことのある名前ですよね?
そうです、ハノンの練習曲です。
別の記事にも書きましたが、はじめは何がなんだか、全くどうしていいかわからない….と思われる方も多いと思いますが、最初はちょっとした“指のための体操”、“ピアノの鍵盤とお知り合いになる”程度の感じで良いと思います。
そして何よりも、一見、退屈そうな本に見えますが、実は、たくさんの、いろいろな音のつながり方があり、それをリズムを変えたり、スタッカート奏法(音を短く弾く奏法で、鍵盤をはじくイメージ)にしたり、皆さん、見落としがちなのですが、他のいろいろな”楽典“の要素も学べて、たくさんのメリットがあります。
このハノンは通常、“ハノンとスケール“(音階)というワンセットの形で登場するのですが、そのあたりは、また後々記事にしたいと思います。
このハノンを勉強するにあたり、ただ、一つだけ必ず守って欲しいことがあります。
それは、”指使い“ です。
ピアノを弾くときに、音符の下、または上に“数字”が書かれているのをよく見かけますが、あれが”指使い番号“です。
別名、”運指法“とも呼ばれます。
この”運指法”は、後々、ものすごく大事な要素となりますので、最初から、しっかりと、正しい指番号で弾くように心がけましょう。
それでは参考にハノンの動画を見てみましょう。
バーナムピアノテクニック(導入書)
この教本もハノンほどではありませんが、よく知られたピアノ基礎練習のための教則本です。
基本的ないろいろな指の動き方を学べるのに適していて、順番通り進むにつれて徐々にレベルアップした内容になっています。
それでは、バーナムテクニックの動画を見てみましょう。
バスティン ピアノベーシックスピアノ レベル1
この教本は、実は私がちょうどイタリアに留学していた時に、楽譜屋さんでも見た記憶があります。
海外の教本だけあって、イラストも可愛くて、曲調もユニークなものが多いです。
なので、初心者のかたにとっても、飽きることなく、楽しく練習できるようになっています。
それでは、バスティンピアノベーシックの中から1曲動画を見てみましょう。
まとめ
今回は、3つのピアノ初心者のための教則本を紹介しましたが、いかがでしたか?
もし、バスティンピアノベーシックレベル1は簡単すぎて、もう少しレベルを上げたいなと思われる方は、是非こちらをご覧ください。
バスティンピアノベーシック レベル2
追伸:おすすめピアノ教材
最後に、”おすすめのピアノ教材”の紹介です。
【ピアノ初心者でも30日で驚くほど上達する練習法
30日でマスターするピアの教本&DVDセット! 海野先生が教える初心者向けピアノ講座】
ピアノ教室をご自身で開いて生徒さんを抱えている先生に、企画・執筆から監修をしてもらいました。
初心者でも楽しくドレミから学べる内容になっています。
これまで楽譜も読めず、楽器を触ったことの無い方でも簡単に理解できるような内容になっています。
DVDの中ではレッスンを細かくしているので、先生の解説に従って練習すれば弾けるようになります。