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大人ピアノ初心者が小さい手を広げるために効果的な方法とは!?

ピアノ初心者(大人)

ピアノを弾き始めて、途中でやめてしまった人の多くが「オクターブが届かなくて…」という理由を挙げる人と時々出会います。 

特に日本人の女性の場合、それほど手が大きくありませんし、大人から始めた場合は、どうしても届かないと悩む人も多いです。 

しかし、子どもさんの中には、小さな手でもオクターブやそれ以上の音域や和音の曲を難なく弾く子もいます。 

だから、サイズだけのせいではないのです! 

どうやったら小さな手でもオクターブや和音が弾けるようになるのでしょうか? 

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手を柔らかくするマッサージをする! 

小さい手で、オクターブやそれ以上の音域・和音が届かないと思っている人も多いですが、もちろん大きな手の人と比べると物理的に無理という場合もありますが、手の大きさだけが全てではないのです。

 

どちらかというと、手のサイズよりも柔軟性が大事になってきます。

 

柔軟性という事ですと、どうしても大人より子供さんの方が柔らかいですので、小さいお子さんが小さい手しか持ち合わせていないのに、オクターブが届くわけなのです。 

 

大人になってからピアノを始めた場合、どうしても手を大きく広げるという事をしていなかったために、関節も筋肉も固くなっています。 

 

イメージとしては、大人になってから足を180度の開脚をさせようと思うと難しい感じです。ちょっと難しいの、伝わりますかね? 

 

関節が柔らかいお子さんは、少し取り組めば、すぐできるようになる事ですが、大人の場合、時間もかかるし、負担が大きすぎると手を痛めかねません。 

まずは、入浴した時に、マッサージする事をおススメします。 

湯船に浸かりながら、手の水かきの辺りをモミモミとやさしくマッサージしましょう。 

お風呂で手も温かくなっているので、とても効果的です。 

それぞれの指と指の間、全部を行ってくださいね。 

 

弾く前に鍵盤を使って柔軟にする!

小さい手の人は、1にも2にも手の柔軟性を高める事を意識しましょう。 

1~2週間では変化を感じなくても、数か月続けると変化を感じるはずです。 

まずは、白鍵の側面でベターと開脚をイメージして、親指と小指を広げてください。 

痛いなと思ったら、それ以上は無理をせず、気持ち良いと感じる所で止めるのがポイントです。

 

それから、黒鍵の3本並んでいる方を利用して、人差し指と中指・中指と薬指のそれぞれを順番に3本の両端に引っ掛けてみてください。

 

ひょっとしたら、最初は、届かないかもしれませんが、毎日、続けると届くようになってきますよ。 

ハノンのオクターブの練習のものを取り入れる!

ハノンなどの指のトレーニングの教本は、1番から順番に難易度が上がるというものではありません。 

 

それぞれの番号で、鍛えたい内容が異なっているので、特に小さい手を広げたいと考えている人は、オクターブの練習のものをやってみるといいでしょう。 

 

ただ、オクターブ、届いて弾くのではなく、しっかりコントロールした音が鳴らせるようになることが大切です。 

ゆっくりのテンポから気長に取り組んでみてください。 

ハノンの関連記事ピアノ初心者におすすめのピアノが上達する教本ベスト3選!

小さい手のための練習曲を利用する!

小さい手の人は、大きい手の人より小回りが利くというメリットもあります。 

小さい手の人が、無理なく練習できるように書かれている練習曲を取り入れるのも手です。 

作曲家はだいたいが男性ですので、手が小さいと言っても、オクターブは広げないと弾けないものもあります。

 

例えば、日本の作曲家の中田喜直は、手が小さかったそうで、小さい手でも弾ける練習曲や素敵な曲集があります。

 

手を広げるのをあきらめて、小さい手で出来る事をすればいいのではなく、小さい手で出来る事を十分に出来るようにすることが、次のステップへの近道でもありますので、急がば回れで取り組んでみてくださいね。 

まとめ

私自身、幼少の時は手のサイズがそう大きくもなかったのです。

しかし、だんだんいろんな曲、例えば、順にバッハのインヴェンション・シンフォニア、ツェルニ―、モシュレス、クラーマー、ショパン、リスト、ラフマニノフなどの練習曲、もちろん古典派ベートーヴェン、ロマン派、近代派の作曲家を勉強していくうちに自然と手自体が合ってくるようになってきます。

 

リストによく出てくるようなオクターブの連続も長い取り組みの中で、大きな手の人と遜色なく弾けるようになりました。 

かなり時間がかかりましたし、簡単ではありませんでした。 

もちろん、ピアノを弾くためには、ある程度の手のサイズがある事は大変有利です。 

しかし、大きな手の人は、逆に細かいパッセージや指を小さくして弾くフレーズが難しかったりするのです。 

自分の手の良い所・悪い所をよく理解して、練習する時に自分に不足している部分を補う練習を取り入れる事が大切です。 

特に、大人の方は、筋肉や関節が固くなっていて、手を痛めやすいですので、さらに気楽に気長に、「ストレッチして気持ちがいいなぁ~」という感じで、あきらめずに取り組んでみてくださいね。

 

追伸:おすすめピアノ教材 

最後に、”おすすめのピアノ教材”の紹介です。

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