練習曲と言えば,バイエルやらツェルニーやらを思い出しますが…。
もちろん、それらの練習曲も大切ではありますが、それだけじゃちょっとつまらないですよね(笑)
クラッシック曲だからと言って、練習として使っていけない決まりなど、どこにもありません。
バイエルでは…あまりやる気が…という方も、素敵なクラッシックの曲なら、ちょっとやる気になるかも!?
大人初心者の心をくすぐる初心者が取り組みやく、しかも良い練習になっちゃうクラッシック曲をご紹介いたします。
初心者のための良い練習になるクラッシック音楽とは!?
「ブルクミューラー 25番の練習曲」
ブルクミューラーが作曲した25曲からなる練習曲集です。
練習曲集ではありますが、バイエルやツェルニーと違って、1曲1曲にタイトルがついていて、イメージが沸きやすく,どの曲もとても素敵で、だいたい、1ページ~2ページの曲が並んでいて、大変初心者が取り組みやすい曲集です。
実際、ピアノを習っている方は、大概、取り組まれます。
全く弾いたことのないような初心者では少し難しいですがきちんと弾ければ、発表会などでも映える曲もたくさんですので、是非、トライしてみてください。
ブルクミューラーの25番の練習曲をだいたい終えると、中級レベルの18番の練習曲という曲集もありまして、そちらも大変美しい曲がたくさんありますので、是非、そちらを目標にブルクミューラー25番を頑張ってみてくださいね。
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大人ピアノ初心者の心をくすぐる!?
「ギロック 叙情小曲集」
アメリカのギロックという作曲家は、音楽教育に熱心に取り組んでいた先生でもあり、初心者が取り組みやすい作品をたくさん残しています。
こちらも全くの初心者が取り組むには難しい曲も入っていますが、24曲あって、1曲ずつすべて違う調で書かれていて、どの曲もイメージが湧きやすく、大人の心をくすぐる素敵なメロディーの曲も多く、曲のイメージを広げて弾く練習になります。
また、ギロックは現代の作曲家である事もあり、ペダルを踏む箇所がとても明確に記されていて、ペダル初心者の練習としてもいいですよ。
ギロックの叙情小曲集はとても発表会にも映えますので、練習している曲をそのまま発表会で弾く事も出来ていいですよ。
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ギロック 叙情小曲集(改訂版) 解説付 作曲者による1991年改訂版
誰もが知っている有名クラッシックに挑戦してみよう!
超初心者なら「バッハ メヌエット ト長調」
ちょっと弾けるようになってきたなら「オースティン 人形の夢と目覚め」
ちょっと難しいけど頑張れば出来る!?
「ベートーヴェン エリーゼのために」
この3曲は、誰もが知っている有名曲!!
特に「エリーゼのために」は誰もが弾いてみたいと思う有名なクラッシックの曲です。
「エリーゼのために」を初心者が弾こうと思うと、正直、とても難しいです。
しかし、最初の部分の特に有名なあのメロディーの部分までなら、なんとか頑張れば弾けると思います。
中間部分、最後にかけては特に難しいですので、大人のピアノ初心者が取り組む場合は、長期間かけて、少しずつ取り組むといいかもしれません。
「メヌエット ト長調」は、実際、大人から始めたピアノ初心者の方が、初めての発表会に弾かれるケースも多いですし、「人形の夢と目覚め」は、弾きごたえもあって、かわいらしい曲ですので、お子さんもよく取り組まれます。
なので子供さんで、ピアノをはじめられてから、始めてピアノの発表会に出るときなど、この曲集から選択すると間違いありませんよ。
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あと、おすすめの楽譜としては、“はじめから一人で学べる大人のためのピアノレッスン“という楽譜です。
上巻と下巻に分かれているのですが、特に、初心者の大人のかたでも、また、ピアノを始められて、なんか有名で可愛い曲を発表会などで弾いてみたいな?
と思われる子供さんにもピッタリの曲集となっております。
内容は、
1. ちょうちょう
2. きらきら星
3. 歓喜の歌
4. オーラ リー
5. バイエル18番
6. かっこう
7. ピアノソナタ K.V.331
8. バッハのメヌエット
9. 花の歌
● 練習曲
10. ロマンス
11. ロング ロング アゴー
12. シューベルトの子守歌
13. スコットランドの釣鐘草
14. グリーン スリーブス
15. 家路
■収載曲 [全15曲を収載]
[1] ちょうちょう
[2] きらきら星
[3] 歓喜の歌 / L.v.ベートーヴェン(交響曲 第9番 より)
[4] オーラ リー / G.プールトン
[5] バイエル18番 / F.バイエル
[6] かっこう
[7] ピアノソナタ K.V.331 / W.A.モーツァルト
[8] バッハのメヌエット / J.S.バッハ
[9] 花の歌 / G.ランゲ
[10] ロマンス
[11] ロング ロング アゴー / T.ベイリイ
[12] シューベルトの子守歌 / F.P.シューベルト
[13] スコットランドの釣鐘草
[14] グリーン スリーブス
[15] 家路 / A.ドボルザーク
…….と、もちろん、ランゲの”花の歌”なんて曲はちょっとまだ手が出ないとおもいますが、ちょうちょう、きらきら星、バッハのメヌエットなでであれば、十分、楽しめて弾けるようになります。
他にも、クラッシックの有名曲を初心者用に簡単にアレンジしてあるものなど、練習曲として挑戦してみてくださいね。
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はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン 上巻 (DVD付)
それから、こちらは、私がイタリアに住んでいた時に、当地の音楽学校で長年に渡り教えていたのですが、
いつも、まだ小さな子供さんにはこのシューマンの曲集、“こどものためのアルバム Op-68”を必ず勉強させていました。
日本ではあまりされていないようですが、やはり、シューマンの子供のために書いた曲とはいえど、生徒たちに”ピアノの表現力“をつけてもらうためにはもってこいの作品集となっております。
この曲集のなかには、すごく日本でも知られている“楽しき農夫” や”はじめての痛み” (il primo dolore)など、
いかにもシューマンらしい曲が集まっています。
これは、特におすすめです。
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まとめ
今回、ご紹介したクラッシックの曲は、ピアノを1~2年弾いている初心者でも、きちんと仕上げようと思うと難しい曲たちです。
しかし、大人の場合、どうせ練習するなら憧れの曲や素敵な曲を早く弾いてみたいですよね!?
大人は、子どもと違って、楽譜を読む力や楽譜に書かれている内容を理解する力や曲からイメージを広げる力は、断然あります。
後は、それを出来るようにどう指を動かすだけ!?
是非、ご自分のやる気の出る曲を練習曲にして、ピアノライフを楽しんでくださいね。
関連記事:“大人のピアノ初心者が弾きたいクラシックの人気曲ベスト5選!”
追伸:おすすめピアノ教材
最後に、”おすすめのピアノ教材”の紹介です。
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ピアノ教室をご自身で開いて生徒さんを抱えている先生に、企画・執筆から監修をしてもらいました。
初心者でも楽しくドレミから学べる内容になっています。
これまで楽譜も読めず、楽器を触ったことの無い方でも簡単に理解できるような内容になっています。
DVDの中ではレッスンを細かくしているので、先生の解説に従って練習すれば弾けるようになります。
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