ピアノは小学生にとても人気の楽器の一つですよね。
ピアノは学校や発表会と様々な所で活躍できる魅力的な楽器です♪
小学生のお子さんをお持ちの方で、教室に通わせているという方も多いのでは無いでしょうか?
そこで今回は、小学生が習得しておくべきピアノレパートリーとおすすめの教本をご紹介します♪
これから紹介する曲をレパートリーにして、是非学校や様々なシーンで目立っちゃいましょう!
アラベスク(ブルグミュラー25の練習曲 第2番)」(ブルグミュラー作曲)
もはや鉄板の曲ですね。
ピアノを弾いた事の無い小学生が聞いても聞いたことある!と反応がありそうです。
ブルグミュラー作曲の「アラベスク」は、その名の通り「ブルグミュラー25の練習曲」という楽譜の第2番に収録されています。
ピースと呼ばれる1曲のみの楽譜を購入する事も可能ですが、練習曲自体がどれも基礎練習として役に立つので、上記の練習曲集1冊をご購入される事をおすすめします。
「アラベスク」を絶対にレパートリーにすべきだと言える理由は、曲としての魅力だけでなく、 右手と左手どちらも同様に転ばずに指を動かせるか、リズム感がしっかりと取れているか、強弱や速度の記号を正しく理解できているか、など短い曲ながらも技術的にもかなり重要な基礎要素が多く含まれているからです。
「アラベスク」が少し難しいと感じる場合は、別の教本「バイエル」の練習から始めましょう。「バイエル」は、ピアノ初学者が最初に始める事の多い教本です。
最初は右手のみ、左手のみ、と片手からのスタートなので安心ですね♪
また、「アラベスク」及び「ブルグミュラー25の練習曲集」から次のステップに進みたい!という場合は、「シューマン 子供のためのアルバム Op-68」もおすすめです。オクターブで弾く場面が出てきたり、右と左の動きがより細かくなったりと、難易度は上がりますが楽曲としてもより幅広い表現が可能になり練習のモチベーションも上がるはずですよ(*^^*)♪
「ソナチネ Op20-1(ソナチネアルバム1巻 第1番)」(クーラウ作曲)
こちらも大変有名な1曲。「ソナチネアルバム 1」の第1番に収録されています。
曲は全三楽章で構成されており、ソナタ形式、二部形式、ロンド形式と、1曲で様々な曲調や曲の雰囲気を楽しむ事が出来るのが特徴です(*^^*)
先述の「アラベスク」に比べかなり曲自体は長くなっていますが、その分全部を弾き終えた時の達成感は大きいはず!
また、ソナタに慣れる為にもぜひ練習しておきましょう。
難易度は部(楽章)により差がありますが、「シューマン 子供のためのアルバム Op-68」より少し上、あるいは同程度といった印象を受けます。
正確なリズム感、強弱、指が転ばずにしっかりと回っているか、など求められるスキルは類似しているので、「ブルグミュラー25の練習曲」からのステップアップにおすすめですよ♪
「ソナチネアルバム 1」は更に「ソナチネアルバム 2」もあるので、そちらも是非買って練習される事をおすすめします。
補足:もっとメジャーな曲が弾きたい!そんな時は…
2曲に渡ってレパートリーにして頂きたい曲目をご紹介しましたが、クラシックしか無い!と思われた方もいるかもしれません。
ピアノを弾く中で、“もっとみんなが知っている曲を弾きたい”、“あのアニメの曲をピアノで弾きたい!”と考える小学生も多いことでしょう。
実際発表会などではそのような「ポピュラー音楽」を演奏している小学生もよく目にします。
ポピュラー音楽はクラシックのピアノ音楽とは違い、元々ピアノ演奏に特化されたものでは無いので、 クラシック音楽のような右と左の音階の緻密な組み合わせでは無く、メロディの美しさや原曲の再現度に重きを置いている事が多いです。
その為、基礎を身に着けながらピアノを練習したい場合は、先述の練習曲やソナタなどを弾けるようにしてから、ポピュラー音楽を弾く事をおすすめします。
とはいえ、ポピュラー音楽にも魅力的なピアノ楽曲は沢山ありますし、 楽器店などにも、ポピュラー音楽の楽譜のコーナーがありますので、探されてみてください!
先述の練習曲やソナタが弾けるレベルであれば、 既に弾きたいポピュラー音楽の譜面が弾けるレベルかどうか、 ある程度見て判断が出来るようになっていると思います。
是非ポピュラー音楽にも取り組んでみましょう(*^^*)
学校で弾けばきっと注目の的ですよ♪
まとめ:練習曲からソナタにも挑戦!ポピュラー音楽などやりたい楽曲も
基礎の少しの応用で、ピアノは立派に曲を演奏する事ができます(*^^*)
練習曲、ソナタ、ポピュラー音楽とレパートリーを増やして、ピアノの楽しさの幅を広げていきましょう♪