あなたは楽典というものをご存知ですか?
ピアノに限らず、音楽を勉強しようと思っている方には必須とも言える程重要なものです。
そんな”楽典“とは何なのか、簡単な基礎知識を交えながらご紹介します。
楽典って何?
音楽を仕事としている人や、専門的に勉強している人は、どんな楽器の方でも必ず楽典を勉強しています。
楽典で学んだ事は、音楽と関わる方には必須なものなのです。
楽典と言うと、なんだか難しそうなイメージを持ちますが、簡単に言うと音楽を楽しむ上で必要な最低限のルールを覚える感じです。
つまりは、楽典で音楽理論を学ぶ訳です。
具体的には、音符の名前や長さ、楽譜を読む時に必要な知識、楽語という強弱やテンポを表す言葉の意味等です。
このような音楽理論全般を“楽典“と言います。
実は,誰でも少しは知らない間に楽典を学んでいます。
小学校で音楽の時間に習う基礎知識こそが楽典です。
どんなに音楽が苦手だった方も、ト音記号や四分音符等は聞いた事がありますよね。
そういう基礎的な事も楽典の一部なのです。
ピアノを習うなら楽典は必ず必要?
ピアノを習ってる方や、ピアノを弾けるようになりたいと思っている方は、楽典は必ずと言ってもいい程楽典の知識は必要です。
楽器店や大きな本屋さんに行くと、”楽典”という厚めの本が販売されています。
教科書のように細かく説明がのってあり、ところどころで問題も出題されてあるので、とても勉強しやすくなっています。
ですが、小さいお子さんにはとても難しい内容です。
ピアノを習っている低学年のお子さんで、この本を持っている人はほとんどいません。
ピアノの教本には子供向けのワークのようなものがたくさんあります。
そういう教本を使いながら、ピアノを弾くうえで必要な知識を、ピアノレッスンの中で知らず知らずのうちに身に付けて行きます。
これも内容は楽典です。
このようにピアノを習っていると、いつの間にか楽典の知識は身に付いていきます。
楽典を本格的に勉強したかったらどうすればいいのか?
本格的に楽典を学んで、音楽理論の知識をしっかりと身に付けたい方は、その旨をピアノの先生に伝えると対応して頂けます。
大人の方なら、独学でも楽典の本を購入して知識を身に付ける事は、充分に可能です。
ですが、子供の場合はピアノの先生に相談してみましょう。
先生によっては楽典を専門的に教えていらっしゃる先生もおられますので、そういう先生は別料金でレッスン時間を楽典用に設けて、教えてくれます。
将来音楽を続けたい方や、音楽の学校への受験を希望される方なら、そういうレッスンは必ず必要です。
そこまででは無いけれど、きちんと楽典を教えて欲しい方も、きちんと前もって、先生に伝えておく方が無難です。
通常のレッスンの中で、うまく楽典の時間を取り入れてくれるはずです。
逆に、そういう事に対応してくれないピアノの先生は、やめておいた方がいいと言えます。
その辺はピアノの先生選びの記事も参考にされてみて下さい。
まとめ
楽典について簡単にご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
楽典は音楽が好きな方なら、楽しく学べるものです。
楽器をする上で必要な知識ばかりですし、テレビ番組のクイズ問題等でも出題される事もあるので、勉強しておいてよかった…と思う事はよくあります。
これを読んで少しでも興味を持たれた方は、是非,楽典を勉強してみて下さい。
コチラの本は、わかりやすく説明してくれていますよ。
追伸:おすすめピアノ教材
最後に、”おすすめのピアノ教材”の紹介です。
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ピアノ教室をご自身で開いて生徒さんを抱えている先生に、企画・執筆から監修をしてもらいました。
初心者でも楽しくドレミから学べる内容になっています。
これまで楽譜も読めず、楽器を触ったことの無い方でも簡単に理解できるような内容になっています。
DVDの中ではレッスンを細かくしているので、先生の解説に従って練習すれば弾けるようになります。